2011年04月14日

夏の昼間にぬるい水

「軒並み自販機が並んでいるバカな国は、世界中にない。便利かもしれないが自分の家で冷やせばよい」

石原慎太郎は何かって言うと「こんなの日本だけだ」と言うけど、日本人がその言葉に弱いことを知ってて言っているのだろう。
確かに自販機の充実ぶりは日本の特徴的な文化だ。しかしそれは治安が良いことも理由の一つで、アメリカなんかは外に置いておくとあっというまに盗まれるから屋内にしかない、と聞いたことがある。

で、彼のその発言のせいだろうけど、都議会で民主党が提出する清涼飲料水の自販機に関する条例案が発表された。

自販機は以前から節電に取り組んでいて、7月〜9月には電力量に余裕のある午前中にしっかり冷却し、ピーク時の午後1時から4時までは冷却を止めるという仕組みに16年前からなっているが、それを同じ期間に午前10時から午後9時までに変更しろと求めるという。従わなかった場合の罰則については検討中。

自販機にそんな機能が備わっていることは知らなかった。僕が子供の頃は、夏はぬるいのが出てくることがよくあった。節電しながら最近はそういうことがない、というのは凄い技術なのかな、と思います。入れたばかりのものは冷えるまで販売中止になったりしてますけど。

それにしてもこの時間設定は、昼間はずーっと冷蔵止めろってことでしょ。それでぬるくなって売れなくなって自販機が減ることを狙ってるわけでしょ。それと身近なところで感じさせることによって原発ないと電力たりないなー、って思わせる狙いでしょ。やり口が汚い。
こういう、特定の業種を突然締め付けるのは酷い。内容もそうだけど、自分の価値観を押し付けて、反対の声を一笑に付して無理矢理何でも決めてしまうというところが許せない。こういうところを支持者に言わせると「実行力がある」ということになるわけだ。

しかし・・・「自分の家で冷やせばよい」だなんて・・・ほとんどが外で利用するものだろう。
posted by AKIRAND at 23:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
ひとくくりに自動販売機とするのは、どうかと思いますよね。
確かに自販機は多いし、同じ場所に3個も4個もあるところは、半分は必要ないかなというところもあるけど、コンビニなどがない田舎な場所では自販機が頼りのことろもあるし、それがなくなったことで熱中症になっても困るかなって気がします。
場所などの考慮は必要な気がするなーと思います。
元々、電力を蓄電出来る機能を備えていることは私も震災後に初めて知りました。
そこまでの技術が備わっているなら、全部やらなくても良い気がします。

AKIRANDさんは、きちんと勉強されてから日記を書かれていて感心してしまいました。
他国の事情などは私は知らなかったのでアメリカの話はとても興味深かったです☆
Posted by mizuho at 2011年05月01日 19:56
■mizuhoさんへ
お久しぶりです。
アメリカの話は、以前聞いたことがある、というだけです。
既に装備されてる節電機能は、蓄電ではなく冷却機能を停止ということなので、保温している、ということになると思います。
石原は自分がいらないものはいらないという人。全ての自販機に一律に制限を加えたら、店がないところでは困る人も出るでしょう。自販機は企業が儲けてるだけじゃなく、それで生活を支えている人もいます。恵まれた環境にいる人にはそれが想像できない。いや、石原の場合は、困る人がいても別に痛くも痒くもない、といったところでしょう。
そもそも知事も副知事も偉そうに語ってる数字は、一日に使っている電力量なので、停電回避とは全く関係ありません。間違っているのか、意図的に騙しているのかどちらかです。彼らは基本的に高圧的態度で騙そうとしてくるので、気をつけないと。
Posted by AKIRAND at 2011年05月03日 00:13
恵まれた環境に居る人はそれが想像できないってところには共感します!
私、子供のころ、とても、のどかな場所に住んでいたので小学校から30分歩いて帰ったのですが、どんなに真夏でも、その間、飲み物を飲むことが出来なくて、途中の民家で、「お水くださ〜い」って飲ませてもらっていたくらいだったので、真夏に水分を取る手段がない状況の辛さを覚えているのだと思います。
もし、お金を使える大人だとしても、その30分の道のりの途中にお店は一軒もなくて、やっと自販機が1つ見つかる程度の場所でした。
周りは畑で農家の方も多かったので、農家って一日中、外で仕事をするので、冷えたものが飲めない状況はキツイ。
勿論、毎日クーラーボックスで何とかしろと言われれば出来ないこともないですが、それ以外にも、突然、必要になること想定外のことも勿論あるので、水分は本当に命につながる大切なものとの認識を持った上で決定して欲しいです。
Posted by mizuho at 2011年05月05日 12:36
■mizuhoさんへ
民家でお水もらうっていうのは本当にのどかな風景ですね。僕は異常な汗っかきで、夏に熱中症で倒れたことが3回くらいあります。
まあこの例は、自販機の存在価値の一つの例でしかないので、これで反論するには少々弱いのですよね。想定内なら水分を持参すればいい。想定外なら今だって倒れる人はいる。そう言われたら終わりです。
大事なのは、知事は必要ないと思うかもしれないが、既にこれは一つの文化であり、密着して生きてきた日本人には、必要とする人が沢山いるということ。飲料メーカー以外で自販機を運営する会社もあるし、補充するのが仕事の人もいる。置くことで収入を得ている人もいれば、家庭に冷蔵庫置かずに利用する人もいる。しかも他に電気じゃなくてもいいようなものが街にあふれる中、自販機は積極的に節電してきた。
そういう様々な背景を全く見ようともしないでばっさり切る、というのが石原のやり方、ですからね。投票率をもっと上げられなかったことが悔やまれます。
Posted by AKIRAND at 2011年05月06日 22:53
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